私は戦争を知らない世代ですが、セミの声をきくとテレビで観る終戦の日の玉音放送の前のシーンを思い浮かべます。戦争体験された方、ご家族を戦争でなくされた方たちはどんな思いでおられるのでしょうか。
69回目の終戦記念日の今日もセミの声が響く、じりじりと暑い日でした。輪私は、ラクセーヌと阪急桂駅西口で宣伝カーから訴えました。
ラクセーヌでは手押し車を押しながら来られた女性が「広島に原爆を投下した飛行機が京都の上を飛んでいった」と自らの体験を語って行かれました。
阪急桂駅では、訴えている私の後ろから「せんせ~!」と声をかけられ、振り返ると保育士の時に担任した子(兄妹)がにこにこして立っていました。二人ともよく見ると子どもの頃と変わらないところがありますが、すっかり大人。兄は働き、妹は学生でした。私はその子たちに「声かけてくれてありがとう。元気でね」と挨拶をして、改めてマイクを握って、二人が声をかけてくれたことを紹介し、「大切に育てた子どもたち、若者を戦場には絶対送らない!戦争する国にはさせない!集団的自衛権の行使を認める閣議決定を撤回させすため、みなさんと力を合わせます。皆さん声をあげましょう。」と訴えました。
(更新日: 2014年08月17日)