市バス路線の改善など求める~市民の足を守る西京区連絡会が交通局と懇談~

 昨年の秋に結成された「市民の足を守る西京区連絡会」が活発に活動されています。交通局に要望書を送り、今日は懇談。西京区役所・洛西支所からも職員が参加されていました。「連絡会」から西京区選出の全議員にも案内を送っていただきました。あいにく公務等と重なり他の議員は来られていませんでしたが、私は皆さんのお話を聞かせていただきました。

 高齢化が進んできた洛西地域でバスはなくてはならない市民の足です。「バスの便を増やしてほしい」「新たな路線を作らなくても、運行経路を一部変更すれば改善されることもある」「西京区では一日乗車券が使えない。」「街の真ん中との格差をなくしてほしい」「バス停にベンチをおいてほしい」「高齢者が500m歩くのはきつい。ニュータウンが出来てから30年以上経って、状況がかわっているのだから、バス停の間隔を短くするなどの工夫があってもいいのでは」、「JR桂川にアクセスする路線を」(樫原や南福西)など要望は次々だされていました。「市立芸大移転という話があるが、そのことでまたバス路線が不便になったりするのでは」という不安も出されていました。 来年3月のバスの路線改変にあたっては、「事前に住民の意見をよく聞いて考えて」というご意見があがっていましたが、とても大事なことだと思います。

 私は、洛西ふれあいの里保養研修センターの諸機能を廃止しようと考えている京都市が、「立地条件が悪い」といったり、市立芸術大学の移転についても「交通アクセスの問題」が挙げられるにつけ、現在の地に設置したときから分かっていたことであり、利便性の向上などに行政として心を砕き、知恵をしぼってきたのか!と思ってしまします。

西京区のまちづくりは、交通問題と大きく関わっています。

(更新日: 2013年04月16日)