京都市の基本方針「洛西ふれあいの里保養研修センターは廃止する」は、認められない!

洛西ふれあいの里保養研修センターは、西京区の桂坂にあるバリアフリー化された施設であり、老人クラブなど高齢者や特別支援学校の生徒等、障害児・者、団体、地元自治会をはじめ各種団体によく使われている施設です。

4月24日の教育福祉委員会で京都市が発表した『洛西ふれあいの里保養研修センターの今後のあり方に関する基本方針』は、センターを廃止する、地元大枝や桂坂の住民の地域コミュニティや健康づくりの維持・向上のためには『代替機能の確保』に向け検討する、というものでした。5月議会にセンターの廃止等の条例を提案するとしています。 「センターのあり方について」の市見を4月13日に締め切ったばかりです。69件の意見がだされました。市民から出された意見を議会に報告し、議論した後に市としての方針決定がされるべきだと私は思います。

 また、市民から寄せられた意見を市はていねいに受け止めていません。高齢の方や障害者団体、特別支援学校の生徒さんたちが利用されていて「廃止されたら困る」「存続してほしい」という意見がたくさん出されていますが、京都市は、多額の費用がかかって採算が合わないから廃止という方向が先にありきです。

 今日の委員会で質問してわかったことは、この施設は高齢者のための施設だからと、障害のある方たちの意見を聴いて反映するこをしていないことです。また、「西京区には安価な公的施設が少ない」という意見には「ウエスティや、新林・境谷・竹の里・福西に会館がある」と答えていますが、新林や福西会館等にはエレベーターもないことは掌握していませんでした。高齢者が使いやすいかどうかなどを調査し根拠を持って、センターの廃止提案しているのではないことがわかり新たに怒りが湧いてきました。利用者や障害者、地元の意見をしっかり反映すること、当事者の意見も聞かず、拙速に一方的な方針を決定するなど認められないと追及しました。 以下、京都市の基本方針、市民意見募集の結果です。ご覧下さい)

http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000148098.html

(更新日: 2013年04月24日)