実績・政策

「子育て支援」安心して育ち、育てられる街に

子どもの医療費 通院も無料化拡充を!

「病気の時ぐらいお金のことを心配せず医者に連れていきたい」「双子なのでたいてい一緒に病気になるので大変…」など、子育てされている方々の切実な声を聞きます。私が保育士の時、子どもの3歳の誕生日に「3歳になったら医療費もかかるんですよね」と言われた保護者の言葉が忘れられません。

子どもの医療費助成が京都府内で一番遅れているのが京都市。みなさんの運動で少しずつ改善され、医療費窓口支払いの上限は3000円までになりましたが、複数の病院にかかった場合は申請が必要です。命に関わる施策の実現は待ったなし。至急実現をと繰り返し議会で求めてきました。せめて義務教育の間くらいは医療費無料に! と引き続きがんばります。

保育料・学童保育利用料を値上げするな

昨年2月市会の代表質問で、保育料や学童クラブ利用料などの大幅な値上げ提案を批判。子育て世代の家庭の経済的負担の軽減は強い要望であり、保育園連盟などからも毎年要望されている、と指摘。とくに、保育所と学童クラブの両方を利用する家庭への負担はさらに大きいと撤回を求めました。保護者や市民から一万筆をこえる「値上げ反対」署名や要望が寄せられ、学童クラブ利用料は1年間すえおきとなりました。

市役所前での 座り込み
保護者から保育署名の提出(2013 年3月)

全員にあったかい中学校給食を

中学校での給食の配膳

京都市の中学校給食は、希望する生徒だけが食べる選択制で、喫食率は3割。市は「家庭からの愛情弁当の効果が大きい。喫食率を上げるという目標はない」と言っています。学校給食法も改正され、給食を通した食教育が重要です。何より、育ち盛りで、部活動でも体力を使う中学生の時期にバランスのとれた食事は欠かせません。思春期の多感な時期、給食を申し込むのに子ども自身が気を遣うと言います。だからこそ「全員にバランスのとれた温かい給食を」の願いは切実で、毎年、保護者・市民から署名や請願が出されており、請願採択を求めてきました。

少人数学級、施設整備をすすめよ

2011年11月市会の代表質問で、トイレがない校舎や雨漏り、1日で15 センチ水位が下がるプール等の実態を示して教育環境を整備せよと追及。また、学校経常運営費の減少が子どもたちにしわ寄せされていることを指摘しました。さらに、当面、小学校3年生以上も35人学級に踏み出すよう求めました。

教育長は、「雨漏りは緊急に修繕している」と答弁。少人数学級については、「国に要望する」と述べるにとどまりました。

就学援助の充実、教育費の父母負担軽減を

「どの子も安心して学べるように」は親の切実な願いです。私は2012年9月の決算特別委員会で、就学援助の充実などについて質疑しました。「教育の機会均等」の観点から、教育費の負担軽減がもっと必要だと指摘し、他都市では給食費無料など保護者負担を軽くする取り組みがおこなわれていることを紹介して、踏み込んだ取り組みの検討を求めました。

つぶやき

 

福島県のさくら保育園に行った。

園庭には放射能測定器、水入りペットボトルが敷き詰められていた。自然が一杯の福島、子どもたちが大好きな散歩は原発事故以前のようにはできなくなっている。食する野菜もダンゴムシも「何でも放射線量を測る」と園長先生。南相馬で聞いた「放射能さ色さついてねぇからな。原発さえなかったら」の言葉を思い出した。

安全な原発はない。原発再稼働ノー!

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